ガクトコインとは!?スピンドルの買い方や現在の価格など【最新情報】
今色んな意味で注目されている仮想通貨『スピンドル』(通称ガクトコイン)ですが、様々な噂も飛び交っています。
ここでは、ガクトコインとはどんなコインかやスピンドルの最新情報、買い方、現在の価格、将来性などについてまとめていきます。
ガクトコインとは!?
スピンドルはあのGACKTさんがアドバイザー/プロモーターとしてチームに加わっていることから日本ではかなり注目された仮想通貨の一つで、巷では「ガクトコイン」とも呼ばれています。
このガクトコインのコンセプトとしては、「最大限の透明性・公平性をもつ投資・運用プラットフォーム」によって投資経験の豊富さに関係なくより多くの人の生活と心を豊かにするというものです。
ZETAの開発
このプロジェクトの肝となるのが「ZETA」の開発です。このZETAが目指すのは以下の3つのポイントです。
- 公平性をもつ無料の投資・運用プラットフォーム
- 信用の自律化
- 分散的な非中央集権化
ZETAの開発には、いくつかの段階があり、
- 第一段階:監視・報告サービスをスタート
- 第二段階:独自の分散型取引所(DEX)を実装
- 第三段階:分散型スコアリングシステムを実装
- 第四段階:信用の自律化
という4つのステップで計画されています。
先ほどの動画にプロジェクトの内容がまとめられていますが、もっと詳細を知りたいという方はホワイトペーパーをチェックしてみてください。
ロードマップ
第一段階~第四段階までの進行はこのようなロードマップで計画されています。それぞれのステージでα版とβ版が実装され、予定の変更などがある場合は公式からアナウンスがあります。
また、スピンドルのプロジェクト全体のスケジュールとしては、1年以内に10の取引所に上場し、2018年10月あたりからZETAαテストが行われ、2019年4月頃にはZETAのフォーマットサービスがスタートされる予定となっています。
SPDウォレット
SPINDLEウォレットは、ZETAとは別のサービスになりますが、1年以内に統合を目指しています。このSPDウォレットでは、ポートフォリオ機能やSNS連携、仮想通貨や経済情報の入手といったことが可能になります。
スピンドルの最新情報
●2018/8/21
「China Joy」という中国最大のe-sport大会において、上位3位のチームに副賞としてSPDが配布されました。
仮想通貨「SPINDLE」が、中国最大のe-sport大会「China Joy」において、優勝者への副賞はじめとしてSPDを配布しました。8月3日~6日に開催された決勝大会は興奮のうちに終了すると共に、SPINDLEの認知を中国市場で大いに向上する結果となりました。#SPINDLE #SPD #chinajoy2018 pic.twitter.com/wxTG6qqw91
— SPINDLE (@SpindleZone) 2018年8月21日
この中国のe-sportにしてもそうですが、スピンドルは今後中国市場での拡大を狙っていると思われます。実際に上海オフィスを開設してビジネスの拡大に注力しているようです。
●2018/8/27
スピンドルはBancor Protocol(バンコール・プロトコル)を利用してBancor Network に参加しました。
— SPINDLE (@SpindleZone) 2018年8月24日
BancorのICOは3時間で167 億円相当を集めたとして話題になりました。Bancor Protocolのメカニズムは若干複雑なのでここでは省略しますが、目的としては「トークンの流動性リスクを解決する」というものです。ここにスピンドルが参加することによって、トレードボリュームや取引所の上場に関わらず、流動性を維持・向上できると考えられるのです。
ユーザーは直接BancorウォレットかMetaMaskなどのWeb3ウォレットから公式に基づいた価格でスピンドルの売買を行うことができます。ちなみにこのBancor Protocolへの参加に伴って取引量の少なかったBTC Alphaでの取り扱いは終了になりました。
スピンドルの買い方
スピンドルは今のところ国内の取引所では扱われていないので、直接日本円で購入することはできません。
買い方の流れてしては、
- 国内の取引所で日本円→BTCかETHに換える
- 購入したBTC/ETHを海外の取引所に送る
- 取引所でBTCかETH→SPDに換える
となります。
現時点でSPDを扱っている海外の取引所は以下になります。
- HitBTC
- Yobit
- Bancor Network
- Livecoin
- Exrates
ただし、最も取引量の多いHitBTCは日本人が使用できなくなってしまいました。また、取引量の少なすぎる取引所だと売買ができない可能で胃もあるので、YobitやBancor Networkでの購入がおすすめです。
ガクトコインのチャート/現在の価格
ガクトコインのチャートはこのようになっています。
上場後値段が上がったところもありますが、その後じわじわと下がって一時は0.3円を切るまでに落ちました。
プライベート時の価格としては225円で(1ETHが15万円と仮定)ガクトコインはよくICO割れをしたコインの例として持ち出され、1/500になったなどという情報もあるようですが、実際には価格が見直され、もっているスピンドルの価値を20倍にするリバリューが行われたのでそこまで大きく割れてはいません。※価格はETHの購入時の値段などで変動します。
スピンドルの評判と将来性
プロジェクトの内容は面白そうなスピンドルですが、日本での評判は正直かなり悪い印象になっています。
悪い噂としては、
- GACKTや運営が売り抜けた
- 金融庁からの行政処分
- 日本のオフィスを閉鎖し、海外へ逃亡
- 移転先はペーパーカンパニー
などなど。
これらのネガティブな情報も価格を下げている原因になっています。
ただ、ネットニュースや新聞記事の情報にも誤っている情報も多く、運営側は否定しています。
- 金融庁からの行政処分
→スピンドルの創業者宇田氏の別会社に対する行政処分であり、スピンドル運営のBLACK STAR&CO. 社が行政処分を過去に受けた事実は一切ない。
- 日本のオフィスを閉鎖し、海外へ逃亡
→日本での規制などもあり、日本でのビジネス拡大が困難と判断したため、英国や中国での活動を加速するためにロンドンに移転したとのことです。
- 移転先はペーパーカンパニー
→移転先の事務所はペーパーカンパニーではなく、賃借契約で実は2011年からロンドンにはオフィスを出してるそうです。
このように、事実ではない情報も飛び交っているため、プロジェクトの1次情報を確認するためには公式サイトや公式テレグラムをチェックしておくことをおすすめします。
スピンドルの核であるZETAはまだ未完成で仮想通貨市場も今は弱っているので、価格が伴っていないのも仕方がないかもしれません。もちろんZETAが完成したらICO価格まで回復するかどうかは神のみぞ知るところではありますが、最新情報にあるように運営も市場の拡大に力を入れており、ZETAの始動も秋からになります。
いちホルダーとしては今売ってしまう理由もないので、ある程度長期でプロジェクトを見ていきたいと思います。
最新情報などあれば改めて追記していきます。